2013年6月1日土曜日

THE発信テレパシーズ


THE 発信テレパシーズ LIVE CLIP 「プロポーズ」


1月5日に今年最初のスカムパークをやって、チミドロと僕のレテパシーズ、そしてTHE発信テレパシーズに出てもらった。
オレらより二回りほど上の世代のこのグループのライブは現在ほとんど観られるチャンスがない。その昔レスザンTVの企画にも名を連ねていたんだけど現行で目立った活動をしていないグループだから知らない人も多いっしょ。

4年ほど前に中古で買った発信の「LAST ALBUM」。
聴いたことがある人は知ってるはず。このアルバムは残念ながら歴史的名盤とは言い難い。
穿った感じのキワモノな曲が多くて、通しで1、2回聴いたら飽きる内容でオレが発信のライブで観ているパンクミュージックと80〜90年代の歌謡曲が危ういバランスで奥ゆかしくブレンドされているあの感じがあまり聴こえてこない。
だがしかし、ペニストーキング。
彩&知恵が嫌いもけっこう好きだけど、とにかくペニストーキング。
この曲はLAST ALBUMを買って以来、毎年一年間を通して500回くらい再生する。
ある文献によればBOOWYに喩えられているギャグにさえ聞こえるロックのロマンティシズム、90sユーロビートのようなバブリーなのに悲哀を滲ませるメロディ。
3分間にも満たないこの曲によってハバナイのNEW WAVEな部分が、っつーか実はニューウェーブなんてオレはほとんど聴かないんで、われわれにニューウェーブ性を感じてくれる人たちがニューウェーブ!と感じてるものは90%がこのペニストーキングによってできてるんです。オレはこの曲をミックスCDに無断で収録するくらい好きなのだよブラザー。





THE 発信テレパシーズ LIVE 「彩&知恵が嫌い」



たびたび企画に出てもらってる発信のライブは何度観てもたまらないもんで、実際はオレよりも小柄なボーカルの高橋さんがステージでは魔人ブーのように巨漢に見えて、その高橋さんがキレキレな振りでアイドルのような動きを垣間見せる素晴らしいショーケースはモンドなムードを滾らせながらもパンクそのもの。YouTubeにもあがってるプロポーズ、彩&知恵が嫌いやマイスペースにあがってるイカタコ(この曲はマジでヤバい)などドライでキャッチーなシットでつなぐ夢のようなひと時は、妙に嘘くさい観光地のポストカードやアメリカ人の作った忍者映画のようなB級臭に満ちてて、オレのようなスカム野郎のツボをウーダンの仙人がN.W.AのNIGGAZ 4 LIFEのジャケよろしくユラユラと出てきて指圧してくれるような快感を与えてくれるのでした。




名曲イカタコはここで

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